メインイメージ

アパート暮らしは快適

「アパート」というのは単なる物件の定義でしかありません。そして、「住まい」というものは人が生きる中で度外視出来ない、元も重要な要素でもあります。月々の支出として「家賃」は絶え間なく計上されるものですし、生活費の中で最もウエイトが大きい要素です。「予算が少ないので妥協する」という思い込みは、これから始まる新生活を台無しにしてしまう「誤解」です。家賃が高ければ「良い」も家賃が低ければ「悪い」ということは全くありません。
「ライフスタイル」というものは人それぞれ違います。何が「良い生活」なのかは、人によるのです。そして、家賃に毎月裂くことができる予算が低くても、快適な暮らしは送ることができます。駅からの距離が近いことが全てではありませんし、部屋が広いことが全てでもありません。周囲に自然な緑がないと息が詰まる人もいれば、幹線道のそばや繁華街の近くを好む人もいます。それらの条件に甲乙はつけられません。不動産事業者や賃貸事業者の営業マンが言うことはあくまでも「一般論」です。「○○なので家賃が安い」という言われ方をされると、さもその通りに感じてしまうのが人というものですが、実は「家賃と価値」の関係は人によってマチマチで、絶対的な関係ではありません。
家賃にかけられる予算の上限は人によって様々ですが、だからといって「これでは大した部屋に住めない」ということはないのです。通勤・通学の時間を少し長くすれば、つまり少し都市部から離れれば、一気に選択肢は広がりますし、都会のように狭苦しい環境よりもゆったりとしています。ものは「考え方」、そして「感じ方」ひとつなのです。
快適なアパート暮らしは、「自分の好みに正直になること」から始まります。6畳一間ではどうしても息が詰まるという方は、都市部から離れればいいのです。逆に部屋はせまくても賑やかな所がいいという方は都市部の物件を中心に探せばいいのです。そして、「暮らしの環境」というものは住んでいる部屋だけでは決まりません。住居の周辺、自治体などを総合して住環境と捉えます。その街では一年を通じてどんなイベントがあるのか、環境に対する姿勢などはどうなのか、教育に対する構えはどうなのかなど、その土地について深く知っておくことも大切です。実際の物件、そして環境を総合したものが、あなたがこれから始める「生活」になります。ただ部屋が広い、ただ部屋がキレイというだけでは、その先の暮らしをイメージすることは難しいでしょう。
アパートだからといって偏見を持たない、そして自分の希望に妥協しない、イメージをしっかりと持つということを実践しながら物件を探せば、きっと快適なアパート生活が待っていることでしょう。大切なことは、マンションだろうがアパートだろうがこだわらないことです。自分の生活のビジョンに正直に鳴る、これにつきます。物件を評価する指標は、入居者自身の希望でしかありません。一般的に言われているデメリットや安い理由などは、実は何も関係ないのです。

Copyright© アパート暮らしの日々 All Rights Reserved.